えっ!?どうしてクエDとか三国志やるヤツがWCCFのコラムをやるかって?
まぁ当然の質問ですよね。
とりあえず、この流れに至った経緯をお話しますと、私は今現在イギリスのロンドンに滞在しています。
日本にいた時、ゲーセンによく通っていた身としてはイギリスのゲーセン事情が気になるのは無理もないことで偶然にもロンドンのゲーセンでWCCFを発見してしまったワケです!!
本当は三国志大戦が目当てだったのですが「三」の字も発見することなくあきらめました(笑
それはとにかく、せっかくのチャンスなのでイギリスのWCCF事情を調べることにしました。
そんなわけなので、WCCFのコラムなのにWCCFの攻略はおろかゲーム内容にすらあまり触れないちょっと特殊なコラムになるかと思われます。
そのため一歩距離を置いて、日本とは違ったイギリスのWCCFを感じていただければ筆者としてこの上ない喜びです。
2002年から日本で稼動しているWCCF.
そしてみなさんがご存知の通りサッカーは人気のスポーツです。
WCCFはイギリスのアーセナルやチェルシーといった有名なチームの選手カードが何枚も存在します。イギリス人にとっては自国で活躍しているチームが存在し、知っている選手も数多い。となればWCCFを日本以上に熱狂的にプレイしている様子を想像するのに難しくありません。・・・が、実際は日本と同等ないしそれ以下でしょう。
と言うのも、土日を含めて合計30日以上様子を見ましたが満席になっていることは一度も見たことがありません。ちなみに時間帯は最も混む夕方です。また、日本とは違ってプレイできる筐体数は8台もなく、確認した最大個数は4台だけでした。
これは単に人気が無いわけではなく、イギリスのゲーセン事情が起因していると思われます。一応、軽くですが説明します。
・イギリスでは主に友達やカップルで一緒に楽しむ傾向があります。
・それともう一つ、体感ゲームを非常に好みます。
日本でも友達やカップルでゲーセン行く場合を想像すると分かりますが、1人で楽しめる格闘ゲーム等はまずやりません。基本的な考えは同じです。友達などの複数人でゲーセンに遊びに来た場合、1人で楽しむWCCFはまずプレイしません。
イギリスは日本とは違い、1人でゲーセンに行くという習慣はあまりありません。
えっ!?普通はWCCFで知り合った仲間とゲーセンに行くって?
う〜ん、おっしゃる通りです。
しかしイギリスではまず考えられません。
と言うのもイギリスのゲーセンでWCCF仲間が出来る環境ではないからです。
まずはトレーディングボードや机がありません。
そして日本とは違いトレードはほぼ皆無です。みんな孤軍奮闘しカードを集めています。
後述しますが人種の問題がある(つまり言葉の壁がある)ことも1つは原因と思われます。
そして重要なのがもう一つ。
それは前述したように満席になる状況が無いことです。
単純にイギリスでWCCFの人口があまり多くないことを意味していますが、それよりも重要な事は待ち時間がほとんどないことです。
待ち時間が無いために同じWCCFプレーヤー同士で会話も生まれません。
リーグ戦やフレンドリーマッチでのプレイ時間ずらしによる待ち時間は発生しますが、こちらは入るタイミングが重要になるので会話する余裕はあまりないようです。
日本では待ち時間にトレードや会話を通じてゲーセン仲間を見つけることが難しくないのは、みなさんご存知の通りです。
これは日本にいたときは全く気付かなかった点でした。
混んでいる、という事実はプレーヤー人口が多いことも含め同じ仲間を増やすチャンスと考えられます。
時には順番を待つこともゲームを更に楽しむ上で重要なファクターなのですね。
次に体感ゲームを好む点の理由としてルールが簡単だからです。
つまりゲームを簡単にプレイすることが出来ます。まぁゲーム自体の難易度は別としてですが・・・。
イギリスで人気なのはガンゲー各種を始め、ダンレボ、エアホッケーなどです。他にもアウトランなどの車ゲー。いずれも大まかなルールは見れば分かるというゲームです。やり方も単純明快。自分がそのゲームの世界に入っている感覚になれる(主にガンゲー)、2人プレイが出来る、という点も重要です。
これは蛇足ですがイギリスのゲーセンはやたらとSEGAのゲームが多いようです。
あとマリオカートがあったのは驚き(笑
話を戻します。
満席になるほどではありませんが人気があるのは確かなようです。実際に夕方は誰かしらプレイしていることが多いです。
傾向としては・・・
アジア系(中、韓、日)>イギリス人>親子(子供だけも含む)>その他
数にそこまで差があるわけではありませんが大体こんな感じです。
イギリスは移民の国、故に世界各国から多くの人々が集まるのでこのような傾向になっていると思われます。
それともう一つ重要なことがあります。
それは日本と比べて1プレイの料金が高いことです。
1プレイの料金は・・・
2ポンド 一見、普通と思われますが、
1ポンド=約240円なので
日本円では1プレイ約480円(汗
イギリスでは標準的な価格設定ですが、日本から見ると2倍以上と割高感が漂います。
参考までにスターター、ICカード、スリーブの標準価格を表記しておきます。
スターター 5,0ポンド(≒1200円)
ICカード 2.5ポンド(≒600円)
スリーブ 2.5ポンド(≒600円)
※いずれも1ポンド=240円の場合です。
また、あまりサッカーに興味が無いためかアラブ系プレーヤーは見たことありません。
またEU内のプレーヤー(スペイン人やイタリア人など)は自国にもWCCFがあると思われるので、わざわざ物価の高いイギリスでプレイする必要はないためかあまり見ません。
では、なぜアジア系が多いというと単純にお金持ちが多いからです。
詳しく言うとイギリスに来ているアジア系は、という意味です。
そもそも貧富の差が顕著な中国で物価の高いイギリスへ在住するのには一部の高所得者のみです。ゲーセンに来るアラブ系も中国人同様、お金持ちが多いと思われるが前述の通りサッカーにはあまり関心がない様子。そして韓国でもお金持ちが多い傾向はあります。日本は経済が安定(貧富の差が他国に比べてあまりない)しているためかあまりそのような傾向は見られません。
個人的にもっとイギリス人プレーヤーがいると思ったのですが残念ながらそういうわけではないようです。
※参照:1ポンド=約 16元 (2元でインスタントラーメンが買える)
1ポンド=約 240円 (100円でインスタントラーメンが買える)
1ポンド=約1850ウォン(450ウォンでインスタントラーメンが買える)
これらはあくまで目安です。
さてイギリスのWCCFのゲーム仕様ですが、日本語と英語の違いだけであまり変わらないと思われます。私は日本でWCCFを全くプレイしていないので何とも言えないのですが、あくまで見た感じということでご容赦を・・・。
一応、チーム名などに日本語は使えるようです。
また対戦相手がCPUの時のチーム名は「横浜 マリンズ」、「広島 アローズ」(←念のため2チームとも英語表記です)とどっかで聞いたことがあるような無いようなチームが出てきます。
それとスターターを買うともれなく04‐05版のカードが出てきます!!
と言うと案の定、ピローの中身も04‐05版のカードです(汗)
どうやら日本とはバージョンに差があるようです。当然と言えば当然ですが・・・。
しかし、07年1月27日に05‐06版のカードを補給していました・・・が
全店舗ではなく一部のゲーセンのみです。
WCCFが置いてあるゲーセンは2つ知っていますが、片方は05‐06版カードが、もう片方は04‐05版カードが出てきます(07年2月1日現在)。
ここらへんはイギリス特有の適当さが目立ちますが、そもそもコレに関してクレームは全くないでしょう。
ちなみに予告のチラシも、カードのバージョンの変更のお知らせ等は一切ありません。
目安としてはイギリスではどうも日本と約半年遅れでカードのバージョンが変更されるようです。
最初は金銭的な問題も含めて絶対にやらないと考えていたのですが、日本ではクエDはおろか三国志大戦までバージョンアップしてしまい、どうもカードゲーム依存症が出てきてしまったようです(笑
そいうことで少々調べたいこともあったので実際にプレイしてみました。プレイしてみないと分からないと事もあるかもしれませんからね。
完全に初心者と言うことで誰もいない日を狙ってプレイするチャンスをうかがう(笑
前述の通り、席はいつも空いているのですが常連の中国人(と思われる)方々からは何故かあまり見られたくないので・・・。
数日後、誰もいない日を狙っていたらラッキーなことにちょうど04−05版から05−06版へカードを補給中。
しかも誰もいない!!
天命と思いつつスターターを購入。
カードゲームをプレイするときの初めて席につく瞬間、
あの緊張感を久しく思い出す。
あぁ!! アヴァロンよ・・・。
昔を思い出しましたが、チンタラしているヒマはないのでICカードを入れて新規であることを確認。
コインも10プレイ分用意して、つかの間の監督に転職する。
本格的に感情をいれてやると金がいくらあっても足りないので、チーム名、監督名、ホーム試合でのユニフォーム、アウェー試合でのユニフォームを適当に決めてさっさとプレイ開始。
さらにカードを並べてチームも登録完了!!
本格的にやる気は無かったので、トレーニングはオフェンス重視に育てる。
トレーニングも終了して、カードを擦ってテンションの低い選手と会話する。
「○○はあなたの戦略に不満があるようだ」
(↑もちろんゲームでは英語表記なのであしからず)
・・・いきなりかよ(汗
適当に選ぶ(何を選んだかは失念)とさらにテンションが下がる・・・。
しょうがないから別な選手を擦って・・・
「××はトレーニングが厳しい(!?)と言っている」
(↑もちろん英語表記。詳しい英語表記は失念)
・・・だから、いきなりかよ(涙
1、 そう思う。
2、 そうは思わない。
3、 後で考えてみる。
無難に3を選ぶと・・・、
はい、テンション下がった。
しかも
「後で考えても遅い!!」との捨てゼリフ。
う〜む、なかなか良くできたゲームだ・・・。
日本語バージョンだといったい何と言われるかちょっと楽しみです。
現実の監督の厳しさ思い知らされたと感じつつ試合開始。
なぜフレンドリーマッチかも分からずに、適当に4−4−2の陣形で初陣を飾る。
相手チームの情報と解説がやたら親切だ(いや、普通なのか?)。
試合の開始直後にしっかり陣形について解説が入る。
そんなことに感心しつつ、あることに気がつく・・・。
MFに「ONO」がいる(笑
カードを確認すると・・・あ、日本の小野選手だ。
スターターに入るレベルなのかよ、と思い少々悲しい。
でも、ちゃっかりキャプテンで優遇されていることに後で気がついた。
前半の終了間際にFWが負傷・・・。
ベンチに控えの選手がいないので心を鬼にして試合に出し続ける。
なんとか初陣の試合結果は引き分け。
キャラが思い通りに動いてくれないのはしょうがないか・・・。
カードが出てきて、周りに誰もいないことを確認してコンテニューする。
ボタンを連打していたら負傷したFWが継続して負傷中(汗
カードに願いを託すもDFなので代わりは無理。
いや〜過酷なゲームだ。
そんなことを思いつつ3プレイほどして背後の視線に気が付く。
あのギャラリーが・・・、ってかスタッフが見ているよ。
どーも、イギリスではゲーセンスタッフがギャラリーとして見るのか!?
6プレイほどした後、常連プレーヤーがいることに気が付く。
10プレイまで何事もなく終了。
途中でカードを何度か取り替えたりしましたが、カードの読み込み、ボタンの反応、筐体の環境など良好。プレイする分には全く支障は無いと言えるでしょう。
さらにこのゲーセンは各筐体に灰皿兼ゴミ箱も設置されていて意外な好環境に驚きました。
常連プレーヤーも初心者狩りをするわけでもなく、トレードの話をするわけでもなく、ただ見ているだけのようです。
数日後、違うゲーセンで再びWCCFをプレイする。
先日プレイしたゲーセンよりもかなり大きいのに加えて休日だったために人が多かった・・・。
前回プレイして勝手が分かっているのでサクサク開始。
こちらも筐体の環境は良好。ゴミ箱と灰皿は設置されてはいませんでしたが、さすがにここまで望む必要はあまり無いでしょう。一応、近くにゴミ箱はあります。
1プレイ終わって気が付く・・・。
排出カードのバージョンが04−05版(汗
それなのに前回手に入れた05−06版カードが普通に使えるのはなぜだろうか?
そんなことを思いつつ平和にプレイすること数プレイ、数人の子供がいつの間にか隣の筐体に座ってこちらを見ている。
イギリスでは子供がひったくりの常連なのでとりあえず警戒。
すると近くのスタッフ(やたらとゴツイ)がその子供達を注意する。
プレイするつもりがなくWCCFの席に着くとしっかり注意してくれるらしい。
ゲーセンスタッフもしっかり働いているのである程度は安心できますね。
もちろん、それでも油断は出来ませんが・・・。
注意を受けたものの、例の子供達はいったん離れるも近くにいるのは相変わらず・・・。
まぁ何を狙っているかはすぐに分かったのですが、両替のために席を離れると案の定、私がプレイしていた筐体を猛烈にチェック。
イギリスの考えは拾ったものは神様からの授かり物なのでネコババは当たり前です。
日本のように荷物を置きっぱなしにしてどこかへ行けば一瞬で盗まれます。
それを除けばこちらのゲーセンも環境は良好。
2店舗調べただけですがプレイする分には全く問題はないようです。
ただプレイに夢中になって盗難されないようにする必要はあります。
以下、引いたカードを掲載します。すべて英語で打ちましたので一部の文字が実際とは異なる場合(カードの表記がフランス語、イタリア語ため)もありますがご容赦を・・・。
スターターはバージョンが上がる前に2つ購入。そのためスターターのバージョンは両方とも04−05版です。
スターターはすべて白、また太文字はキラカードです。
04−05版 スターター1
GK
GOMES
DF
Jamie CARRAGHER
CESAR Martin Villar
Kasper BOGELUND
Wes BROWN
MF
Esteban Matias CAMBIASSO
Vikash DHORASOO
GERARD Lopez Segu
Eric DJEMBA−DJEMBA
FW
Johan VONLANTHEN
Djibril CLSSE
04−05版スターター2
GK
Maarten STEKELENBURG
DF
OLEGUER Presas Renom
Wilfred BOUMA
Asier DEL HORNO
Joan CAPDEVILA Mendez
MF
Stefano FLORE
Anthony OBODAI
MANCINI
Shinji ONO
FW
Eidur GUDJOHNSEN
Fernando MORIENTES
05−06版 10枚連続で引いたカード(順に)
白FW Vincenzo IAQUINTA
白DF CURRO TORRES
白FW Fabrice PANCRATE
白DF Andre OOIJER
白DF John O'SHEA
黒GK Petr CECH
白MF Santiago SOLARI
白FW Danko LAZOVIC
MAG MF JUNINHO PERNAMBUCANO
黒MF GILBERTO
04−05版 25枚連続で引いたカード(順に)
黒FW Andriy SHEVCHENKO
WGK GK DIDA
白MF Eric DJEMBA−DJEMBA
黒MF FRAN
黒MF DECO
白FW Da Marcus BEASLEY
白MF MAXWELL
白MF Joe COLE
黒FW Femando MORIENTES Sanchez
白FW Jose AnAntonio REYES Calderon
黒FW Antonio CASSANO
白FW Marco DI VAIO
白DF Jonathan ZEBINA
黒DF Lilian THURAM
白DF Wayne BRIDGE
黒FW Filippo INZAGHI
白MF Stefano FIORE
黒MF Bart GOOR
黒DF Carles PUYOL Saforcada
黒FW Didier DROGBA
白MF Manuele BLASI
黒MF Fredrik LJUNGBERG
白DF Patrick MTILIGA
白FW Jefferson FARFAN
白MF Anthony OBODAI
35プレイでキラカードは2枚。
常連プレーターがMVPやLEを出るまで常に掘っているのを良く見かけます(コインをエベレストのごとく積み上げている)。
それともう少しキラカードは出て欲しかったと思います。
最後にこのコラムを書くために通ったゲーセンの場所を記載します。
ゲーセン1(最初の10プレイをした場所)
地下鉄駅Tottenham Court Road駅 下車
OXFORD STREETをOxford Circus駅方面に歩いて3分。
・店自体は小さいが各筐体に灰皿兼ゴミ箱が設置。店舗も綺麗でプレイしやすい環境。
常連のアジア系プレーヤーをよく見かける。
ゲーセン2(25プレイした場所)
地下鉄駅Piccadilly Circus駅下車
COVENTRY STREET沿いにあるLONDON TROCADERO内部2階。
所要時間は駅下車してから約3分。
・筐体の環境は良好と思われる。しかしゲーセン内に子供が多く、プレイ中に油断は出来ない。他にも数多くのゲームが置いてある。
どちらもロンドン中心部(ZONE1)でアクセスしやすい環境になっています。
店舗2の方はかなり広いゲーセンです。またこのゲーセンでも2月15日に05−06版のカードが排出されているのを確認しました。故に両店舗とも05−06版のカードが出てきます。それのためか、この日に限って席が満席なっているのを確認しました。仲間同士でプレイしているらしく席をゆずることはまずないと思われます。
以上でこのコラムを終わりにしたいと思います。
今回はイギリスのWCCF環境について書いてきましたが、細かいところで文化の違いを確認させられました。私自身が実際に日本でプレイしてからイギリスでプレイしたらまた違ったコラムになったと思います。
読者の方々でイギリスに行くチャンスがありましたらプレイしてみてはいかがでしょうか?
ではでは、またどこかで再会を・・・。